033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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J-WAVE PLATOn LIVE@Zepp Tokyo(7/14)
J-WAVEの番組「PLATOn」(月~木22:00~23:45)が行うライヴ・イベントに行ってきました。観たいのがくるり だけだったらわざわざ(キライなハコである)Zeppまで足を運んだりはしないのだが、the pillowsが出演すると知って観に行くことに決めたのだ!
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開演18:30ごろ会場に着きドリンクバーの行列に並んでから中へ入ると、司会進行役の番組ナビゲーター渡部 建さん(アンジャッシュ)と中野めぐみさんのトークが終了。客の入りは7割強といったところか、真ん中より少し下がったあたりの壁際から観ました。

サカナクション05年北海道札幌市で結成、キーボードとベースが女性の5人編成。
18:40からスタート。ライブのチラシなどでよく目にするようになった変わったバンド名ですけど、観るのも聴くのも初めて。エレクトロ・ダンス系寄りのロックで、DAFT PUNKUnderworldが好きなんだろうなと思わせる電子音と、はっきりした歌メロに生音のグルーヴ感のバランスがウケてるとみた。Voないほうが聴けるかなぁ・・・ワタシにはさほど特徴的な魅力は感じられませんでした...。
1月リリースの3rdアルバムがオリコンチャートでトップ10入り。30分のアクトは若者中心に会場全体が盛り上がってたので注目度の高さを感じた!NANO-MUGENにも出演しますね。

セットチェンジ20分のうち10分は進行役のトークが入るので退屈をしのげたわ。出演者にいくつかお題を出して答えてもらった内容の紹介をしてました。「ロックとは?」に「魔法」という岸田クンの回答に場内からほぉ~と感心のどよめき。

観客の間ではトリはどっち?という予想が飛び交ったりしてたみたいだけど、事情に通じてないワタシはキャリア10年と20年の違いは比べるまでもなくという心持ちで臨んでいたので順当でしたよ。

19:30に2組目のくるりが登場。オープニングSEは違ってたけど序盤の4曲目までブドーカンと同じじゃーん。サポート無しの3人編成、岸田クンは熱くギターかき鳴らして風車奏法でメガネ吹っ飛ばしてご満悦!おたまとカエルが降ってきて・・という不思議な替え歌を織り交ぜた“かごの中のジョニー”での即興的なセッションは今一番演奏していて楽しいんだろうな!ボボ氏はコーラスにも参加してたのね、この間観た位置では気づかなかった。先週聴けなかった曲を演ることはなく、イベントのトリでなきゃ、こんなもんかな。約40分強のアクトでした。
set list :
01.ワンダーフォーゲル 02.リバー 03.青い空 04.トレイン・ロック・フェスティバル 05.かごの中のジョニー 06.Natsuno 07.虹 08.東京

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the pillows(ザ・ピロウズ) 【'91年メジャーデビュー。山中さわお(Vo&G)/真鍋吉明(G)/佐藤シンイチロウ(Dr.)の3人で構成される。今年結成20周年を迎え、結成日でもある9月16日には、20年目にして彼らにとって初となる日本武道館公演も予定されている。】

この日のお目当てピロウズは20:30に登場。今年でバンド結成20周年なんですねー!実はデビュー前後にイベントか対バンで観たことあったりして、あはっ。彼らのデビュー時ってちょうどワタシの音楽嗜好が邦から洋へ完全シフトしていった頃なのよね。でも邦バンドに疎いながらも、コンスタントな活動を続けていたことや観客動員数・CDの売上げを伸ばしていること、頼もしく見守っていたのでいつかライブ観たいな~と思いを巡らせていたんです♪

とはいっても、TV番組とのタイアップなど巷で流れてくる曲を聴いたぐらいで・・先月リリースされたベスト盤2枚をゲットし初めてCD音源でちゃんと聴いたら、今まで大ブレイクしていないのが不思議なほど良い曲ばかり!洋楽的なギターサウンドに日本人好みのメロウなメロディが引き立ってる。巻き舌バリバリな歌い方はちとアレなんですが(^^;) ろくに曲を聴いてなくてもピロウズに対して好感を抱いていたのは、The Breedersが単独来日したときに、さわおサンがキム・ディールの大ファンということを知ったからなのさ。

新曲か旧曲か分からなければ定番曲やレア曲も知らない初心者なので、覚えたてのベスト盤の曲が聴ければいいなぁと大ざっぱな気分で。そしたら、3曲目からほぼ全曲がベスト盤からの選曲でラッキー!“Funny Bunny”、“Thank you,my twilight”、“MY FOOT”など聴きたかったのはかなり演ってくれましたね~。

アッパーな曲が多く前方の客はノリノリの一体感でダイブする人もいた様子に、思ってたより若者のファンが多いんだなと感じまして、メンバーをちゃん付けした黄色い声援がわんさと飛んでいたのが茶化してるように聞こえてしまいちょっと引いてしまった・・。中盤前ごろだったでしょうか、女性客から「さーわーおさん、あーそぼ!」という猫なで声が。(周囲でも苦笑)
そしたら、さわおサンが「帰ってよし」「こっちは音楽を真剣にやってるのに、ふざけるんじゃねぇ」とピシャリ!(会場大拍手) まぁ、直後にはヘラヘラして雰囲気を和らげるべく違う話題を振ってましたけど。その後の曲間はシーンとしていて痛快だったわん!

演奏はくるりのほうが上手いというか音圧あった、特にリズム隊は。それよか、会場の真ん中あたりであの音響の悪さはやっぱりZeppって・・・と萎えました。ヴォーカルだけは良く聴こえて、伸びも声量もあって、巻き舌も全く気にならず、凄く良かった!!!
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途中で帰りたくなった場合に備えてドアの側で観ておりましたが、グイグイっと勢いよく引っ張っていくライブ力と何より曲が好いし、さわおサンのカリスマ性も素敵で、アンコール最後までの1時間しっかり堪能!いやーアンコールで再登場したときの「じゃあ、もうちょっとだけ遊んでやるよ」のオレ様な一言にクラっときました♪キザで小生意気なキャラはThe Privatesの延ちゃん以来だわぁ、はは。

Wikipediaによると、さわおサンが影響を受けたアーティストにサイモン&ガーファンクル、マイケル・シェンカー・グループ、佐野元春と記載されておりクセ者っぷりが垣間見れるわけですが、翌日にS&Gのライブを予定していたワタシはMCで触れてくれるかな?と期待してたんだな。「小学生の頃からのアイドル、S&Gを真鍋クンと一緒に東京ドームで観てきた!」「ギター1本で70歳近い2人が5万人の観客を沸かせるのは凄い!」と興奮気味に話してくれましたよ。

商業的に大ヒット曲のないバンドが、結成20年目にして初の武道館とはエエ話じゃないですかぁ~!昔と比べると一発屋でも容易く武道館公演を行ってたりするけど、今でも特別な会場だと思ってるんでね。見切れ席でも構わないので観に行きたいなと検索してみたら、完売でございました!

set list :
01.カーニバル 02.Wake up! dodo 03.New Animal 04.バビロン 天使の詩 05.サード アイ 06.Ladybird girl 07.Funny Bunny 08.Thank you,my twilight 09.MY FOOT 10.この世の果てまで 11.ハイブリッド レインボウ  (Encore:) 12.サリバンになりたい 12.Advice

【当公演のセットリストと写真はコチラに掲載!】

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タワレコ日本上陸30周年を記念した特別企画「NO MUSIC, NO LIFE. SONGS」が8月からスタート。約半年間にわたりさまざまなアーティストが「NO MUSIC, NO LIFE.」をテーマに書き下ろした楽曲をタワーレコード限定シングルとしてリリースする。

同企画には多数のアーティストが参加を予定しているそうで、9月2日にthe pillowsとBen Kwellerによるコラボシングルがリリースされるとのこと!
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by 033_MFS | 2009-07-18 23:45 | ♪音楽-LIVE
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