033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
by 033_MFS
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Trashcan Sinatras@Shibuya Club Quattro(3/1)
08年に再結成を果たした日本のロックバンド、サニーデイ・サービスとスコットランドのギターポップ・バンド Trashcan Sinatrasが10年ぶりに再競演した東阪ツアーの初日のレポです♪ 当初、東京(3/1)と大阪(3/2)の2公演が売り出されたところ、東京は即日完売で追加公演(3/4)が決定。その追加も完売すると、トラキャンからの希望で急遽単独のアコースティック・ライブ(3/3)も行うことになり合計4公演!いやー、サニーデイ効果ってすごいなと思ったですー。
Trashcan Sinatras@Shibuya Club Quattro(3/1)_c0024243_22111299.jpg
TRASHCAN SINATRAS (トラッシュキャン・シナトラズ)
L→R : John Douglas(g)、Stevie Mulhearn(key)、Stephen Douglas(ds)、Frank Divanna(b)、Paul Livingston(g)、Francis Reader(vo&g)86年英グラスゴー郊外で結成された80年代ネオアコを継承するギターポップ・バンド。90年にジョン・レッキーのプロデュースでデビュー・アルバム『Cake』をリリース、96年の3rd以降所属レーベルから契約を打ちきられ長きに渡って沈黙するが、04年の4th『Weightlifting』で復活しThe Trash Can SinatrasからTrashcan Sinatrasへ改名、09年に5th『In The Music』をリリース。06年と09年フジロックに出演。voのフランシス・リーダーは、元Fairground Attractionのエディ・リーダーの弟。

かねてから親交の深~い2組の対バンということですが、サニーデイについてはほぼ無知・・。洋楽一辺倒だった90年代に活動(94年にメジャーデビューし2000年に解散)していたので、なるほど知らないわけだ。
いちおうフロントマンの­曽我部恵一(そかべけいいち)さんの名前と顔は知っていて、同氏プロデュースによるトラキャンのシングル"Snow"('99)の再発盤を持っていたり、07年のIdlewild来日時にロディが訪れたという下北にある曽我部さんがオーナーのカフェ(&レコード屋)に連れてってもらったこともあり、昨年のフジでは仲間内で何人かサニーデイのステージを観に行ってたので感想を聞かせてもらったり、ま、肝心な音は聴いたことないんです・・。

先攻のサニーデイはvo&ギター、ベース、ドラムの3人組。gちゃんから「(曽我部さん以外の)演奏とコーラスがヘロヘロでも温かい目で観てやってね~」と言われていたので、「そんなに言うほどヘロヘロじゃないじゃん!」って思ったけど。日本語の響きを大切にしたフォークロック調は、くるり 好きなワタシに受け入れやすい楽曲で、やわらかさと力強さを合わせ持った甘い歌声にギターもうまくて、曽我部さんの存在感が際立っていた!というのが率直な感想です。上京前の香川在住時代にトラキャンの1stに魅せられた、駆け出しのころに来日公演の前座をやらせて欲しいとダメ元で頼んだらOKしてくれた、その後スコットランドに会いにいった、など微笑ましいエピソードを知ることができてよかった~!10年ぶりの新作を4月にリリースすると新曲も披露してましたよ。⇒【当日(3/1)の公演の写真が SMASHING MAGに掲載!】

サニーデイの演奏が約1時間、30分のセットチェンジの後、20:30にトラキャンの6人が登場!昨年のフジが初見でしたが、野外ステージで観たかった点だけ少し心残り。単独は大きくないライブハウスで観たかったのでクアトロは最適!
フジと同様に最新作"I Wish You'd Met Her"からスタート!一瞬にしてさわやかで心地よい空気に包まれる♪ 上段のカウンターからのまったり鑑賞で、サニーデイのときから音が大きい!と感じていたけれど、トラキャンもなかなかの音量で、数えるほどではあったがハウンリングが起きちゃってたねぇ。いつも柱より前方で観ることが多いので、PA付近の音響のよさもたまにはいいかも。

フジで演奏した曲が続いた中で、単独では聴けるのを期待していた名曲"How Can I Apply…?"にじんわり癒される~。フランクが「キテクレテ ドウモアリガト タノシンデ イテクダサイ」と譜面台に置いてあったカンペを見ながら長めの日本語MCを!ポールが'Tokai'というロゴのTシャツを着ていて、「ポールはトーカイギターの大ファンなんだよ!」ってゆうやりとりをしていたけど、トーカイブランドのギターを使用していたのかは柱が邪魔+遠目すぎてわかりませんですた。

中盤に差し掛かかったころ、非常事態が!突然のぼせて気分悪くなってきて、まさかのダウン…その場に座り込んでくたーっとしてしまいました。体力だけがとりえなのにガーン。。。。(>o<") あのときアタシ好みの軽快で瑞々しい曲が頭の中にしっかりと刻まれていて、後でセットリストを確認してみると、未ゲットの2ndから"Bloodrush"だったみたい。数曲のあいだ休んだら何事もなく復活した!会場が満員で人の熱気と暖房で暑かったのが、冷房きき始めて異変が起こったように思うので、温度差が原因でしょうかね。イケメン率の低いライブで気合抜け?とツッコまれると不本意なり。あ、昨年新加入したベースのフランクさん(他のメンバーより10歳以上若くL.A.出身らしい)はカッコいいね、へへ。

そして、ついに、ナマで聴くことができたデビューシングル"Obscurity Knocks" に感無量!!!アンコールではサニーデイの3人も加わって、今回のツアーにあたり制作された会場限定リリースEP収録の"Town Foxes"をフランクの希望で日本語バージョン"夢色の街で"を共演!(↓ライブ映像で視聴できます♪)
時代に流されないキラキラした美しいギターサウンドは、心に爽やかな幸福感をもたらす素敵なライブだったなああ。対バンより単独公演希望だったけど、1時間半弱のセットと盟友同士の貴重なステージを観ることができて満足!

当日(3/1)(3/3)の東京公演の写真が SMASHING MAGに掲載!】
【facebookのフォトアルバムに来日ツアーの写真をアップ!】


"Trashcan Sinatras Japan 2010 tour film 1"
サニーデイ×トラキャン競演のリハと3月1日のライブ映像♪ 曽我部さんのMCに英語の字幕入り!

トラキャンは(いつから行っているか知りませんが)各公演地で当日のライブを録音した音源を終演後にUSBメモリーにて販売するという企画を展開していて、来日公演でも実施したんだってね!2000円で販売していたそうですが、うあー買いそびれたー。会場限定販売のCDはゲットしたがこっちも欲しかったなあ。。

近頃ライブ音源の配信はいろんな手段で実施されてますが、圧縮音源でも終演後に持ち帰れるのは余韻に浸れていい思い出になるよね~♪ ライブ中にEPの宣伝で曽我部さんが「1枚は自分用、もう1枚ヤフオク用に買うもよし。売り上げはトラキャンのビール代に消えるでしょう!」なんて言ってたけど、ライブ音源の即席販売ってファンもアーティストにも嬉しい一石二鳥のアイディアじゃん!




Trashcan Sinatras@Shibuya Club Quattro(01-Mar-2010)

I Wish You’d Met Her
Easy on the Eye
Send for Henny
How Can I Apply…?
All the Dark Horses
In the Music
Bloodrush
The Genius I Was
I Hung My Harp Upon the Willows
Wild Mountainside
Obscurity Knocks
Prisons
Hayfever
Weightlifting
Oranges and Apples
---------------------------------------
(encore:)
Town Foxes (with Sunny Day Service)
The Engine

オフィにset listアップされてます!⇒http://trashcansinatras.com/gigs/gigs-2010/
by 033_MFS | 2010-03-16 07:09 | ♪音楽-LIVE
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