033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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FLEET FOXES@Studio Coast(1/20)
初来日ツアー最終公演の東京が世界ツアーの最終日でもあり、当日にこの日でドラマーのジョシュが脱退するというニュースが流れ、約1ヶ月ぶりの降雨がみぞれ混じりの冷たい雨という、奇しくもあれこれ重なったライヴでした。
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FLEET FOXES (フリート・フォクシーズ) L→R : [後列] Casey Wescott(key)、Morgan Henderson(multi-instrumentalist)、Skyler Skjelset(g) [前列] Christian Wargo(b, g)、Robin Pecknold(vo, g)、Josh Tillman(dr) 【2006年に米シアトルで結成された6人組。08年にEPとデビュー・アルバム『Fleet Foxes』をリリース。多種多様な楽器を使い、壮大なアコースティック・サウンドと美しいコーラス・ワークが世界中のメディアから高い評価を集める。昨春リリースされた2ndアルバム『Helplessness Blues』は前作より完成度を増し、全米4位、全英2位初登場と世界中で前作を凌ぐセールスを記録。】

もっと早くもっと小さなハコで観たかったけれど致しかたない。最前をゲットでき、あれよという間に周りを囲まれると男性だらけ。ステージ背後の大きなスクリーンには海に小船が浮かぶ絵画が映し出され、しばらくまばらだったフロアも開演近くになるとほぼ埋まっていたように見受けられました。

定刻ちょい過ぎにメンバー登場。 下手からkeyのケイシー、ベース&ギターのクリスティアン、vo&ギターのロビン、ギターのスカイラー、マルチプレイヤーのモーガン、後列中央にドラムのジョシュという6人編成。"The Plains / Bitter Dancer"から静かで幻想的にスタートすると、序盤は最新の2ndを中心にロビンの澄んだ歌声に美しく重なるコーラスと多様な楽器から紡がれる音が絡み、なんともいえない優しく神秘的な音空間をつくり出します。

ドラマティックな展開や手拍子が起こる弾んだリズムもあったけれど、観客は粛々とした雰囲気で息をのんで注視(注聴)していて、MCは「サンキュー」や「日本に来られて名誉です」とひとことポツリ、曲間での楽器交換やチューニングタイムは静まり返って張り詰めた空気が充満し息苦じぃ~。近くにいた外人さんがなんでこんなに静かなの??とヒソヒソ声で会話していたさ。

名前と顔が一致するのはロビンだけで、位置どったとこから近いメンバーのスカイラーが図らずもすらっとしたカワイコ君でびっくりラッキー。彼は主にエレキで時々マンドリンやペダルスティールも弾いてました。特筆すべきがそのお隣りのモーガンで、ウッドベース、フルート、アコギ、バイオリン、サックスなどをこなし、タンバリンやコーラスと目を向ける度に違う楽器に持ち替えてるマルチっぷり!左端にいたケイシーもアップライトピアノに隠れてほとんど見えなかったけどフルート、マンドリン、テルミンなどを演奏していたらしい。要となるコーラスを担う1番手はクリスティアンで、次がドラムのジョシュでしたね。
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全体的に暗めのライティングで、絶えず雪が舞い落ちるスクリーンには、雪山といった自然風景や次々と変化する幾何学模様が映し出され、幽玄な音世界とシンクロしていく演出に引き込まれました。この点はスタジオコーストに適していたかな。

中盤の"White Winter Hymnal"であの童謡みたいなメロディの輪唱が響き始めると大歓声!!ワタシもこの曲で一気に高揚感が上昇♪続けて"Ragged Wood"への流れがスムーズに感じられたのはアルバム順だったからか!"He Doesn't Know Why"で心地よさと切なさが同時に高まってきて、1stの名曲たちに心打たれた~。2ndからの"The Shrine / An Argument"は物語性を帯びた長尺曲で迫ってくるものがあり、本編最後の"Grown Ocean"と併せてジョシュの力強いドラミングが頼もしくて感ずるところが・・。

アンコールはロビンが1人で登場しアコギのみの弾き語り。日本人の友達かファンのリクエストに応えるかたちで演ったっぽく、出回ってるセトリ記載の新曲ではなくカバー曲の"Katie Cruel"だったようです。 いやー、存在感のある歌声でコレが実に良かった!!! 続く"Oliver James"も観客からリクエストの声があがっていたのを受けてかは分からないけど、聴けて嬉しかったわん!温かい手拍子が沸き起こって和んだ~。ティーバッグらしきが入ったマグカップのドリンクで、ちょこちょこノドをうるおしていたのもなんか印象に残ってるなぁ。

再びメンバーが登場し、ロビンがスカイラーに意気込んで迫るように近づくと固まって照れくさそうにして、なんてゆう頬が緩む場面も。"Sun It Rises"、"Blue Ridge Mountains"の2曲は、やはり繊細な美しさと解き放たれたような躍動感が交錯し、聴き惚れてしまう。長いツアーを支えてくれたクルーたちの名前を呼びあげ感謝とねぎらいの気持ちを伝えてから"Helplessness Blues"へ!!壮美でダイナミックなバンドサウンドを見せつけ、幸福感に溢れたエンディングだった♪♪♪

まだアルバムを2枚しか出していないとは思えない2時間弱の濃い内容で、観る者をうならせる深みのあるライブパフォーマンス◎ メンバーが去ってからスクリーンに「FLEET FOXES THANK YOU」の文字を映し出すヴィジュアル担当(ロビンの兄?)さんのイキな思いやりもまたステキ~。
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感動に水を差したいわけではないのだけれど、どーしても引っ掛かることが。アンコールの曲間で観客からサンキュージョシュ!と発せられると、ロビンの表情が一瞬こわばったように見えたのは気のせいかと思ったら、最後まで脱退のことに一切触れなかったので、気まずさを感じずにはいられなかったわ。終演後にジョシュが取り外したシンバルを持って「ドラム演ってる人はいる?」とステージ前に出てきたのですが、挙手して隣りに入り込んできた男性に渡すとき、手を切らないようにとタオルで包み注意を促していたのを目の当たりにして、好感の持てるふるまいだったのでなおさら残念な気持ちに。友好的な脱退ではなかったのかなと思うと、なんだかほろ苦い気分になってしまったのでした。

東京(1/20)名古屋(1/18)大阪(1/17)公演の写真がSMASHINGMAGに掲載




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by 033_MFS | 2012-02-10 23:10 | ♪音楽-LIVE
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