033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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Super Sonic Festival, Seoul(14.Aug.2012)【SP編】
スマッシング・パンプキンズとしては通算7枚目となるスタジオアルバム『Oceania』を6月にリリース、ビリー・コーガンいはく『Mellon Collie and the Infinite Sadness』('95)以来の出来だという自信作。ライヴで合唱やモッシュが起きそうなキラーチューンはないけど、しっかり作り込んでるし、全体的な完成度は及第点以上だわ。つまるところ「ポジティブかどうか」という点おいて、私自身は好意的に受け止めることが出来た!必然的にライヴ観たくなったが、豪ツアーにフィリピン、台湾、韓国のアジア公演が決定し日本飛ばし(?!)を歯がゆく感じていたら、RO誌インタビューのこぼれ話で 「もう日本のファンには愛されてない気がする。もしかしたらどの国よりもオリジナル・メンバーが好きだったのかもしれない・・・」とイジけてたってゆうじゃない!やっぱビリーは不安をあおってくれちゃうなあ。(苦笑)
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前アクトが終わる21:00ごろ会場入りできればいいかなとユルい心持ちで焼肉を食らってると、突然土砂降りの雨!週間天気予報では概ね雨となっていたのだが、前日の到着時からずっと晴れていたもんで油断しきってたー。雨具は持参していたけど、空車のタクシーが捕まらなくなるわ、メイン道路は大渋滞!結局ホテルまで戻ってタクシーを呼んでもらうも、なかなか来ない・・・。諦めて地下鉄の駅へ向かおうとしたら、宿泊客を乗せた1台がやって来て、割高の模範タクシーだけど躊躇してるバヤイじゃない。20分まったく動かず、20分ノロノロ、渋滞を抜けた10分快調に走って、50分かかってオリンピック公園(駅)に到着したのは21:45。時間も料金も通常の2.5倍で24000W(1700円)也。てか、あと15分でスマパン始まっちゃう~。(大汗)

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(写真左)会場までの進行方向を案内(誘導)する看板。(写真中央)会場外にデカい垂れ幕。大雨だし時間ないし、激写するもヌーオーダーがフレームアウトしちゃってるぅ。(写真右)タイムテーブルのホルダーがグー!(もちろんサマソニで使いまわした) セトリゲットできたはいいがビミョーに違ったりして。

夜間の豪雨の中、Fちゃんの先導で迷うことなく(帰る人はいても向かう人はおらず)約500m歩いて会場エリアへ。外の受付テントでのリストバンド交換はウチらと外国人数人だけでスムーズに完了。物販やフェス飯をチラ見する余裕すらなく場内アリーナへ急ぎ足で直行すると・・・・・・・




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THE SMASHING PUMPKINS (スマッシング・パンプキンズ)
L→R : Mike Byrne(ds)、Jeff Schroeder(g)、Billy Corgan(vo, g)、Nicole Fiorentino(b)
88年米シカゴでビリー・コーガン(Vo&g)を中心に結成。91年アルバム『Gish』でデビュー。2nd『Siamese Dream』('93)は全世界で500万枚を超えるセールスを記録、続く2枚組の大作3rd『Mellon Collie and the Infinite Sadness』('95)でその独創性を発揮し、一躍オルタナティブ・ロックのアイコン的存在となる。しかし、その後メンバー間でのトラブルが相次ぎ00年5thアルバムをリリース後に解散。ビリーとジミー・チェンバレン(Ds)は新バンドZWANにて1年間ほど活動、ビリー単体の活動が続きソロ作品もリリース。05年にビリーが地元シカゴの新聞広告でSPの再結成計画を発表し、07年5月に仏パリにて約7年ぶりとなるライブを行い、7月には6th『Zeitgeist』をリリース。09年3月にジミーが脱退し、現在のオリジナル・メンバーはビリー1人となっている。今年6月に5年ぶり7作目のオリジナル・アルバム『Oceania』をリリース。

ひええええ、人少なっ!!会場の体操競技場のキャパは約1万5000人とのことだが、2階席と1階アリーナの後方ブロックはガラガラ、前方ブロックも半分入ってるかどうか・・・。伝説のウドーフェスレポ(トリのKISS)を思い起こさせるような。。。呆然とする間もなく暗転しイントロのSEが流れてきたので、Fちゃんを最後方柵の無人エリアに残してワタシは前方へ。つい最近の豪ツアーのステージセットに使われていたデカイ球体スクリーンがなーーっい!!ガーン!!! でもって、ビリーの笑えないぐらいのでっぷり腹にひぃ~!(@_@;)

動揺せずにはいられない散々なスタートでしたが、ゼロTを着ていったワタシもビックリな"Zero"からスタートすると、観客は歓喜の声を上げノリノリ!!20~30代の若い客層が多く、センターエリアは押し合いへし合いの盛り上がりなもんで割り込めそうになく、ステージ向かって左のニコール嬢の前あたり5列目から観る。立て続けに"Bullet~"、"Today"をプレイし昔の曲やってぇぇ! なんて言わせんばかりの3連発!が、この序盤は音響面の酷さが気になってノリ切れなかったなぁ。ビリーも頻繁にジェスチャーで指示を出してイラだっていたように見えたし。

新作から演るよと紹介してメロウな3曲を披露。観客はおぉ!と沸き手拍子送ってとあたたかい反応。で、90年代の人気曲を織り込んでくると、イントロからやっぱり一際大きな歓声が上がって合唱率も高い!豪から始まったこの夏一連のツアー、単独公演では新作アルバム全曲を曲順通り+過去の代表曲という2部構成になっていましたが、台湾と韓国はヒット曲中心に新作からは半分というフェスセット。個人的には新作全曲聴きたかったけど、この切り替えは妥当ですな。

中盤から音響は悪いなりに改善が見られ、楽しめるようになったさ。この日の1曲を挙げるなら"Ava Adore"!ゴリゴリ感あるベースがベンベンベン♪と鳴り響き、ヘヴィ・グルーヴを生み出すドラム、この曲でリードを弾くジェフのギターが耳を引き、間奏でのツインギターのハモリに最後はビリーが弾きまくって終わるってゆう、4人の存在感がバランスよく結集され文句なしにカッコよかった!!サビ前での拳振り上げての合唱に、ブレイクパートではヘイ!ヘイ!の大コールが起こった観客も熱気あってよかった~。
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↑ ステージはこんなんでした。殺風景でホント地味っしょ。

新作でニコールのコーラスがわりとクローズアップされてるなと感じたら、旧曲でも"Cherub Rock"を冒頭から歌ってたのがバッキングというよりツインボーカル風でやけに印象に残ったわん。何曲かレトロなシンセ音を使ってるのも新作の特徴の1つなのだが、タイトル・トラック"Oceania"ではビリーがメロトロンという鍵盤楽器を弾いてました。3部構成の9分という長尺曲で、後半のツインギターワークを楽しみにしていたのだけど、マイクの重くて滑らかなドラミングに釘付け!

中盤でビリーの「今日はインディペンデンス・デイ?」から始まったMC。観客が「No!トゥモロー!」と応えると、「え?明日か!never mind・・・」と続け、「韓国は特別なところだからボクたちは来たんだよ。ジェフのママは韓国生まれだよね?(ジェフ頷く)」「今日パレスやミュージアムを訪れて、戦争中のアメリカ軍兵士の写真を見て思うところがあってね。ボクのおじさんの1人が朝鮮戦争で亡くなってるんだ」のくだりで場内があぁ・・とため息に包まれると、最後は平穏を願おう!らしき言葉で締めたでしょうか。8月15日は日本にとっては終戦記念日ですが、韓国では日本からの独立記念日にあたるわけで、複雑な気持ちになりつつもここでしか聞けない話だな~と。

後半はひと味ちがう選曲で、D.ボウイのカヴァー"Space Oddity"を。スペーシーな浮遊感と退廃的な雰囲気を出しておりましたよ。お約束?のビリーの歯弾きはこの曲でやんした。近くにいた白人のお兄さんが曲に合わせて10カウントつぶやいていて笑っちゃった。"X.Y.U."でこの日もっとも激しいシャウトが聞けた!"Disarm"は鐘の効果音とストリングスのオケをかぶせる原曲通りのアレンジで切なくエモーショナルなヴォーカルがグッときたー。新作からの2曲は今までにないような明るいリフで 爽やかさすら感じさせましたな。
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↑ もうちょいズームアップした写真は"Starla"より

ハイライトは本編最後"Starla"でのギターソロ♪♪♪ いやーうっかり失念しちゃって何の曲かわからず観ていたんだけど(初期のアウトテイク/Bサイド集『Pisces Iscariot』収録)、基本ストラトのビリーがジャガーに持ち替えたので興味を引いたっけね。他の曲でも随所でガンガン弾いとりましたが、この曲のアウトロで炸裂したギターソロにはシビれた~!活き活きとした音色が美しく高らかに轟き渡り、熱い思いがこみ上げてきちゃったもん。 アンコール最後はKISSのカヴァーと紹介してしっとりした歌い出しはビリーだったけど、ヘイ!という威勢のよい掛け声でアップテンポに転調すると聴き覚えのない声の熱唱が。なんとマイクが叩きながら歌ってた!しかも伸びのある高音で上手い!あはは。

タイムテーブルを30分オーバーした24時ちょい前に終わったので、がっつり2時間やってくれたっ!ニコールとマイクが観客にピックやスティックを渡したり、ビリーもステージ前に出てきて端から端まで歩いて立ち止まって手を振ってとファンサービスあり。 予備知識なく臨んだFちゃんからは「ハードロックやメタルな要素が結構あってビックリしたー」と新鮮な感想が述べられましたです。

今回の収穫としてマイクの成長を挙げたい!2年前も20歳にしてはなかなか立派だったとは思うが、手数も安定感も増して頼もしくなっていたなぁ。見た目もシュッとしてオトナになっていたし。オリジナルメンバーへのこだわりではジミーに執着していたけれど、マイクでいいじゃん!って気持ちに変わったよ。ニコールとジェフも個性弱いけど、コントロールしたがり屋のビリーとはうまくやってそうだね。


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↑ お隣のハンドボール競技場(キャパ7000人)でベルギー出身の4人組SOULWAXを観る!4000人キャパぐらいのレイアウトに感じられたが、スタンディングエリアはそこそこ賑わって盛り上がってた。スマパンもこの会場なら満員な雰囲気でよかったのでは・・・?! 2階席から遠目でしたが、ドラム、ベース、鍵盤、時々ギターも入るというバンド編成で、ダンサブルでロック寄りなエレクトロサウンドを展開。ドラムが肉感的でイイ!踊らせ上手!これは楽しい♪開始が遅れたのかもしれないけど、30分オーバーの1時近くまで演ってくれラッキー。次回の来日公演はマストだ!オールでなければ・・・・・。

終電終わった深夜1時の土砂降りの雨のなか、タクシーが頻繁に行き交ってるわけでもない郊外で、さあどうやって帰ろう?! この会場で終電を逃したことのないFちゃんも初めてのことで、とりあえず広い道路がある駅のほうへ向かうと、何十台もの一般タクシーがずらーっと並んでる。やったー!と近づくと、運ちゃんたちが車外に出てなんだか騒がしい。話しかけてきたオジサンがどこまで?と言ってるらしく、ホテル名を告げ、こちらが日本人と分かると「サンマンウォン!」。とっさに高ーい!と反応したら「ニマンゴセン」と言うので、まっいいかと。乗車拒否されてもおかしくないほど全身びしょ濡れだったし、渋滞の往路で24000Wかかっていたのでボッタくられ感は薄い。もちろんメーターを切ったまま走行したが、ちゃんと宿まで送り届けてくれました。正面玄関はヤバイらしくちょっと離れたところで降ろされたけど。 通常の2.5倍といっても、25000W(1750円)なら深夜割増ぐらいの感覚でまあいいかとなってしまう。悪質ドライバーもいるそうなので、終電前に帰るに越したことはないんですが。

最後に今回のフェスに対する所感も。翌日の水曜日が祝日とはいえド平日の初日は、宣伝不足の感ありありで集客面で残念なことに。(翌日もそんなによくなかったらしい?!) でも、韓国人オーディエンスはノリがよくて純粋にライヴを楽しんでいる様子が伝わってきました!静かな曲で騒ぐのは欧米っぽく、英語MCの理解力は日本人より高いでしょ。そもそも日本に比べて洋楽アーティストのライブは少なく、洋楽聴く人口も少ないと思われるので、飢えてる熱心な音楽ファンが集まるともいえるのかもね。さて、このフェスは来年も開催されるのでしょうか?!

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↑ これこれこれー!これが観たかったのだよ。ロジャー・ウォーターズのピンク・フロイド『The Wall』再現ツアーの制作総指揮者が映像を手掛けるステージセット。うあー新作1曲目の"Quasar"聴きたかったー!ってことで、日本でもライブやってくださーーーっい!この球体は持ってこれないだろうけど。。。

THE SMASHING PUMPKINS@Super Sonic Festival, Seoul(14-Aug-2012)

c0024243_6252117.jpgZero
Bullet With Butterfly Wings
Today
The Celestials
My Love is Winter
One Diamond, One Heart
Tonight, Tonight
Ava Adore
Cherub Rock
Oceania
1979
Space Oddity (David Bowie cover)
X.Y.U.
Disarm
The Chimera
Inkless
Starla
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(encore:)
Pinwheels
Stand Inside Your Love
Black Diamond (KISS cover)

PAブースでセトリ貰うも、"Luna"(サイアミーズ)と"Muzzle"(メロンコリー)の記載あるのに演らずにショックを受けたが、後日それが台湾公演のものだと気づいたのでした。ちぇっ。ネットで拾ってきた韓国公演のセトリ画像を勝手に拝借。
by 033_MFS | 2012-09-10 06:32 | ♪音楽-LIVE
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