033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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スマパン再結成!?
元The Smashing Pumpkinsのフロントマン、ビリー・コーガンの初ソロ・アルバム“The Future Embrace”について書こうとするが気乗りしない・・。
ギターは前面に出てないけどかき鳴らしてるしシンセにドラム・マシーンとシンプルで繊細なサウンドはスマパンの 4th“Adore”に近い雰囲気でもろニュー・ウェイヴ。聴くほどに良くなる美しいアルバムだけど、思い入れのある人だから客観的に聴けないよ~。

私はスマパン好きといっても90年代前半のオルタナティブ・ロック全盛期の洗礼を受けておらず、'95年の3rd“Mellon Collie and the Infinite Sadness”の2枚組の大作でノックアウトされた中期からのファン。
スキンヘッドの一見して強面で青筋立てた迫力とは反面なピュアで繊細なハートの持ち主でもあるビリーの少年性に心を奪われてしまったんだな。
2000年末に約10年に渡る活動に終止符を打ったときはショックだった。

その後ビリーはスマパンのドラマーだったジミーと新バンド‘Zwan’を結成するがアルバムをリリースした年に早くも解散。2年のインターバルで今回のソロ。音楽活動を続けていることを喜べばいいのか、うーん複雑な気持ちだ。

最近ビリーはスマパンやズワンについて色々と語り始めているのだが、気分のいい内容ではない。ベースのダーシーがドラッグ依存症でクビにするしかなかった、ギターのイハとの不仲、ズワンではジミー以外のメンバーは信頼できなかったとか。 (どれもがドロドロした話で、ビリーに同情してしまうけど)
でも今更真実を語ったところでどうだっていうんだい?
ただ愚痴ってるだけのちっちゃい人ではないと信じているから何か踏ん切りがついたのかなと思っていたら・・。

ビリーが初のソロ・アルバム発売日に、地元のシカゴ・トリビューン紙にて、スマパン再結成を表明した!という。

これはどう受け止めればいいの?? オリジナルのメンバーであっても、なくても違和感を感じそう。でもスマパンの曲をまたライブで聴けるなら単純に嬉しい。
もしローゼズが再結成したら?ライブがあったら絶対見に行っちゃうだろうな。



▼以下ビリー・コーガンの声明文全文:

今日は、僕のファースト・ソロ・アルバム『ザフューチャーエンブレイス』の記念すべき発売日。17年以上もの間、僕は、アーティストとしてその言葉、音楽を通じてシカゴを代表することを誇りに思ってきた。と同時に、この街に生まれた者のひとりとして、街から受ける絶えることの愛にいつも謙遜せずにはいられなかった。僕は、この機会に、僕の音楽活動、新譜、ツアー、そしてスマッシング・パンプキンズの未来について、話したいと思う。

僕はこのアルバム『ザフューチャーエンブレイス』のCDをここシカゴでレコーディングする機会に恵まれた。その残り火で、この街の独特な魂を目撃することができた。僕は聴いていて新鮮でエキサイティングな何かを創り出すために、最善の努力を尽くした。だから、みんなにも是非聴いてもらえたらと思う。僕はヨーロッパのツアーから今戻ったばかりで、明日からアトランタを皮切りに北米ツアーを18日間行う。その後、日本、オーストラリア、そして98年以来初めてニュージーランドにも行く予定だ。

『ザフューチャーエンブレイス』は、希望についてのアルバム。 そして、立ち向かうための、戦うための音楽を作りたいという僕の願望を表現するアルバム。僕はこのアルバムで学んだ音楽的な成長に刺激されて、すでにソロ・アルバム2作目の曲を書き始めている。年末までにはレコーディングが開始できればと思っている。その他にも、シカゴについての歌を歌った『シカゴソングス』DVDを完成させる計画がある。それから、皮肉じゃなく『ビリー・コーガンの告白』と題した僕のライフ・ストーリーをウェブサイト上にてほぼ毎日アップデートさせている。僕は今多くの新たな啓示を受けて、本当にクリエティヴな日々を過ごしている。

僕のこの数年の決断について、僕が何から逃げようとしている、と思っている人もたくさんいるのかもしれない。でも、僕がやろうとしていることは、あの少年を再び見付けること。音楽で世界を変えられるだって信じるあの少年を。古い言い伝えがある。「再び家に帰ることはできない」っていう。でも僕は思う。僕の家っていうのは、僕の心のある場所なんだと。

僕が2000年12月2日の夜にスマッシング・パンプキンズの最後のライヴをした時、僕はメトロのステージを下りて、僕は人生の一部をここに永遠に置き去りにした、と思っていた。そして、僕はすごく純粋な気持ちで新しいバンドを始めた。だけど、僕の心をそこに見付けることはできなかった。それで僕はかつて持っていた愛を探しに旅立った。でも、そこで行き先を見失ってしまった。だから僕は家に戻って、自分の中の壊れた部分を治そうとした。だけど、驚いたことに、そこで僕は自分が捜していたものを見付けた。僕は自分の心をシカゴで見付けたんだ。そして、僕の心はスマッシング・パンプキンズにあることがわかったんだ

それから現在に至るまでの1年間、僕はそれを秘密にしようと、ここまできた。だけど、僕は今みんなに誰よりも早く伝えたいと思う。僕には、スマッシング・パンプキンズを再生し復活させる計画があることを。僕は、僕のバンドが、僕の歌が、そして僕の夢がもう一度欲しいんだ。そう願うことで、僕はもう一度家に戻ってきたんだ、ってそう思えるから。

『ザフューチャーエンブレイス』とは、終わりではなくて、新たな出発。この作品はまだ完成してない新たな作品へ続き、そして、スマッシング・パンプキンズへの切符でもある。この街は僕に音楽の才能を授けてくれた。だから、僕が授かった愛をここに分かち合いたいと思う。まだまだやりたいことは一杯で、そしていつも時間が足りない!

ロック・オン、そして、神のご加護がありますように!

ビリー・コーガン
by 033_MFS | 2005-06-30 01:02 | ♪音楽-思い入れ強い編
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