033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
by 033_MFS
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進化しつづけるおサル・バンド
♪“ Road To Rouen ” / SUPERGRASS

進化しつづけるおサル・バンド_c0024243_2453653.jpg昨年デビュー10周年を迎えた英オックスフォード出身の3人組、スーパーグラスの5thアルバム。ツアーとアルバム作りでサポートし続けてきたギャズ(Vo&G)の実兄ロブ(Key)が正式メンバーになり4匹編成となって初の新作。
普段から国内盤を好んで買うのだが、今作は発売が数週間後になるってことで、待望の新作だし取り敢えず輸入盤をゲット。まずアルバム・ジャケットから驚きだわよ。前4作+ベスト盤いずれもサル顔のメンバーが写っていたのに、らしくないアートワークに一瞬目を疑ってしまった。(情趣的な景色はステキだけど)
フランスのノルマンディーにある自身のスタジオで制作されたそうで、タイトルの‘ルーアン’という地名ともつながってるっぽい・・。(如何せん輸入盤って解説ないから想像上)

“Tales Of Endurance (Parts 4, 5 & 6)”という不可解で意味深なタイトルの曲で幕開け。フォーキーなギターにピアノが重なりトランペットまでも絡んできて、あ~インストなんだと思ったら歌が始まった!ソウル/ファンク・テイストでダイナミックに展開されていく、カッコイイ~。5分半の力作。

先行シングルの“St. Petersburg”と続く曲はレトロな雰囲気で情緒豊かに聴かせる、ヴォーカルの表現力はさらに磨きがかかってる。

“Roxy”はちょっと甘くて切ない曲だけどハッピーな気分になれる♪最後の2分はギター、ベース、ピアノ、ドラムのノリノリな演奏にストリングスも並奏して壮大な仕上がりになっていて、気づくと6分以上もある!

中盤のウクレレ(!?)を用いたリラ~ックスしたインストには和んでしまう。「ヘイ!」か「ハイ!」とも聴こえる南国のマッチョな男性のような掛け声がお茶目。

後半に入ってアルバム・タイトル曲“Road To Rouen”でファンク・ロックなグルーヴがビンビンにきて、くぅー、かっくいい。そしエコバニ風のサイケなポップが続いて得意とするロックも健在だっ!!

ゆったりしたドリーミーなポップ(だんだん軽快になっていく!)とスローな美しい曲でしっとり終わる。(うっとり)

全体的にアコースティックでブラスやストリングスも取り入れているが、手作りっぽい温かみのあるサウンドになっている。全9曲35分半てところが重たくなくてヤツラらしい。
色んな表情を見せてくれるユニークな作品で、完成度は高いし大満足だー!
音楽性は懐が深くて、卓越したポップ・センスとグルーヴィなロックはとっても魅力的で、ぶっちゃけオアシスやコールドプレイより面白くて好きだな。

夏フェスが終わって燃え尽き症候群に効く癒しのサウンドで、残暑は厳しいけど秋口に聴くのがぴったり!(すでにどっぷりハマっちゃってるよ、アタシは)
by 033_MFS | 2005-08-21 02:31 | ♪音楽-レヴュー
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