033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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イン・ハー・シューズ
IN HER SHOES

【フィラデルフィアで弁護士として社会的に成功している姉のローズ(トニ・コレット)は、キャリアも資格も学歴もないが容姿だけは自信アリという妹のマギー(キャメンロン・ディアス)を仕方なく自宅に居候させる。仕事も決まらず勝手し放題のマギーは、とんでもない裏切り行為を働いたことから、姉妹の関係に亀裂が入り、家を追い出されてしまう。行き場を失ったマギーは、亡くなったと聞かされていた祖母エマを頼りに、フロリダへ向かい、新たな自分を発見していく・・・。 】

キャメロン好きに加え、「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソンが監督、製作にトニー&リドリー・スコットも名を連ねているとくれば観なくっちゃっ!最近ほかには「エリザベスタウン」も観たけど、感想を書きたいのはこっち。

マギーは難読症が起因して定職につけず、自堕落な生活を送るようになってしまった。ローズは容姿に自信がなく(←役作りで10Kgの体重増!でも美人?!)恋愛には臆病、履きもしないオシャレな靴を買い集めている。

内面にコンプレックスを持っている妹と、外見にコンプレックスを持っている姉、女性の自分探しを描いた人間ドラマ。
‘彼女の立場だったら’という意味にも使われるタイトルは、ぴったりと合った、履き心地のよい靴(=人生)を見つけるべきというメッセージが込められている。

マギーは盲目の元教授の老人と出会い、詩の解釈を褒められたことから、難読症を克服しようと努力し始める。また、得意分野のファッションセンスを生かした新商売で、リタイア・コミュニティのお婆さまたちから支持を得ることに!
ローズは失恋の痛手から休職し犬を散歩させる内職(?)で、仕事漬けの生活から解放されリラックスすることで、興味のなかった同僚の見方も変わり、結婚まで発展することに・・。

姉妹が自信を持つことで、表情は明るく生き生きとし、キレイになっていくさま、見ていて気持ちが良いし、幸福感をおぼえる。

ストーリー以外の見所はなんたってキャメロンの美脚!売れっ子になってもナイスバディの露出度は高く、見上げたもんだわっ。天性の明るさと笑顔がキュートな魅力も健在で、内面の成長をうまく表現した演技力といい、主演女優賞レースにからみそうな予感!?(ひいき目はいってるかしら)

ベテラン女優のシャーリー・マクレーンは、温かくも厳しく孫娘を見守る祖母役で存在感ばっちり。引退生活を満喫しているお年寄りたちが、ユーモアのあるキャラで笑いを誘う。

姉妹をベースに、父親、亡き母親、祖母、継母、恋人との様々な人間関係や確執も描かれている。相手を‘許す’ことは、気持ちに余裕ができて人に優しくなれる、新たな‘絆’を強くすることにもなるのだと、感じた。
誰かに必要とされていることで、自信をもったり、元気になったり、プラス志向のほうが人生は楽しくなる!自分を見つめ直すことって大事。

女性向きの作品だけど、姉妹がいるかどうかで感じ方は異なるかもしれない。映画ほど極端でないにしても、自分は姉キャラだなと、共感できるところもあったなぁ。実際に妹と険悪になるようなケンカをしたことはないし、仲は良いほうだと思うけど、じ~んときたわ。。
by 033_MFS | 2005-12-16 01:05 | 映画
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