033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
by 033_MFS
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
タグ
(47)
(40)
(39)
(29)
(27)
(23)
(16)
(16)
(14)
(12)
(12)
(11)
(10)
(8)
(8)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
以前の記事
検索
カテゴリ:♪音楽-レヴュー( 71 )
FEEDER@Shibuya Club Quattro(7/17)
この記事はブログのファンのみ閲覧できます


【setlist】
by 033_MFS | 2012-07-22 23:36 | ♪音楽-レヴュー
この猥雑さが・・
かれこれ4ヶ月前ですが・・・今年最初に気に入ったアルバムはこのバンド♪♪ サマソニ出演が決まって、4月末に日本盤がリリースされたことですし、ここで一発アピールしておこう!

♪“Thank You, Happy Birthday”/CAGE THE ELEPHANT

c0024243_6224370.jpg2005年米国ケンタッキー州ボウリング・グリーンで、厳格なキリスト教のコミューンで育ったシュルツ兄弟を中心に結成された5人組、ケイジ・ジ・エレファントの2ndアルバム。08年にシングルと1stアルバム『Cage the Elephant』をリリースをした英国でスマッシュ・ヒットを記録、09年5月に同アルバムで全米メジャー・デビュー。ブルージーかつファンキーなロックを展開し、ヴォーカルのエキセントリックなライヴ・パフォーマンスでも注目を集めた。フジロック09で初来日。今年1月にリリースされた当作品は米ビルボード・チャートで初登場2位を記録。

昨年1stを聴いて、09年のフジ見逃しちゃったことをヒジョーに後悔しましたわ。レッチリ meets アクモンとも形容されるデビュー作は、ファンキーでグルーヴィでロッキン♪ UKでスマッシュヒットした"Ain't No Rest for the Wicked"は初期Beckのようなフォーキーでブルージーな曲調であったが、全体的に往年のロック名曲からカッチョイイ要素をやりたい放題に取り入れて、若さと勢いに任せて突っ走っている感じがなんとも痛快なのだ!

今年先陣を切って1月中旬にリリースされた2ndは、しばらく日本盤が出そうになかったし、新譜の初買いとなりました。アメリカで好調なチャートアクションを記録したのは、全体的にリリース作が少なくタイミングよく転がり込んできたのかなと勘ぐったりして^^;

1曲目は不穏な雰囲気が漂うオルタナティヴ・ロック/ポストパンクの匂いを感じるサウンドで1stとは明らかに違う印象を受ける。#2の"Aberdeen"はカート・コバーンの故郷を指しているのだろうか、メロディや歌い方やアレンジはどこを切ってもモロPIXIESじゃないか~!!! #3はアップテンポでパンク/ ハードコア色の強いナンバーだがあちこちにPIXIES的な要素も。先行シングルとなった#4の"Shake Me Down"は耳馴染みの良いメロディに、ヘヴィなうねりもあれば切なさもあってグー♪

陽性から不協和音へとハイテンションに暴走する曲が続くと、子守唄のような静かで落ち着いた曲を展開。#8の"Right Before My Eyes"はギミックを排除し切ないメロディが響いてくる異色な良曲!Ashのティムが書きそうな曲だ~。 2枚目にシングル・カットされた#9の"Around My Head"はファニー且つメロディアスで・・・・やっぱりPIXIESを感じる。

ハードでヘヴィでカオティックな曲を挟み、#11の"Japanese Buffalo"はフォーク調でゆるーく始まると思いきやメロディック・パンクに転調しおバカな雰囲気全開になって、後半はフォーク調のメロディが雄大になるという。最後の"Flow" は小川のせせらぎのように静かに流れ(奥でわめき声が鳴っているけど・・)、#8の"Right Before My Eyes"がアコースティックバージョンで隠しトラックとして現われて穏やかに締めます。日本盤のボートラは1stと2ndの中間のようなノリの良い曲と、前半と後半でまったく趣の違う曲をつなぎ合わせる曲で2曲とも楽しめた!

1stで魅せたクラシック・ロックの要素はグーンと薄まり、ハードコアやオルタナの影響がドーンと前面に出た作品になってます。てか、アルバムの解説でThe Pixies, Mudhoney, The Butthole Surfersから新たなインスピレーションを受けたと大々的に書いてあったさ。



音源のみで2ndから"Aberdeen"(左)と1stから"Free Love"(右)

ヴォーカルはクセがあるので好き嫌いが分かれるかも。矢継ぎ早に繰り出されるラップ調が特徴ありますが、ボブ・ディランのトーキング・ヴォーカルの影響大なのだとか。マットのインタビューによると、中学生になるまでゴスペルや宗教音楽以外を聴くことは許されず、高校生になって初めてビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、リトル・リチャード、ジミヘン、チャック・ベリー、ストゥージズ、ラモーンズ、ディランなどを聴き漁り、それらのロックの原体験が1stアルバムのベースになっている。ピクシーズの名前は知っていてもちゃんと聴いたのは1st制作以降というのだから、この数年で新たにいろんな音楽を発見した影響が2ndに表れたみたい。ピュアな情熱が感じられるのはそんなバックグラウンドによるものかしら。

c0024243_6232716.jpg
L→R : Lincoln Parish (Lead Guitar)、Jared Champion (Drums)、Matt Shultz (vocal)、Daniel Tichenor (Bass)、Brad Shultz (Guitar)

US新世代バンドの中で際立った活躍を見せたMGMTやVampire Weekend に今ひとつ高まりきらなかったアタシですが、このバンドには熱いものを感じる!良い意味での肉食系といえばいいのかな?! そんなわけで、今年のサマソニで個人的必見バンド!!!
by 033_MFS | 2011-05-24 23:50 | ♪音楽-レヴュー
不況知らず
♪“No Line On The Horizon”/U2

c0024243_52409.jpg【4年3ヶ月ぶりとなる通算12枚目のスタジオ・アルバム。当初、Rick Rubinのプロデュースで制作が開始されたものの、それらの楽曲はすべてお蔵入りとし、仕切り直しは長年のコラボレーターである Brian EnoDanny Lanoisが携わり、Steve Lilywhiteも加わり、これまでもU2作品を手がけたことのある重要人物が名を連ねている。モロッコのフェズ、ダブリン、ニューヨーク、ロンドンのスタジオを経由して制作。】

遅ればせながら・・・5月10日はボノの誕生日でしたね。(49歳おめでとう~!) あまり大きく取り上げられないバンドの良盤を紹介したい思いもあるのですが、4年周期(?!)でやってくる大ブームが到来しているんでねぇ、やっぱり私なりの私情上等な感想を書いておこうっと!

新作をリリースする度に賛否両論が飛び交うビッグバンドですが、今作は好き嫌いがくっきり分かれてる感じ!?! 前2作はシンプルでストレートなサウンドとメロディが分かりやすく、エモーショナルな歌声が心を打つ内容。 90年代はスルーしていたファンにも受け入れられ、好セールスを記録。00年代3部作の締めくくりも延長路線でいくのかな~と思ってた。

新作を初めて聴いたとき、真っ先に抱いた感情は「うぉー!超高音質のオーディオプレーヤーで聴きてぇ!!!」。エレクトロを取り入れたアンビエント的な音響処理が重なり合うサウンド・プロダクションが、まず耳を引いた!

世間でいわれているように即効性のあるキャッチーなメロディは確かに弱い・・。前2作には普遍の感情に訴えてきて涙する曲がいくつも詰まっていたけれど、新作では同じ性質の感動を味わえる曲は少ない。
制作の背景を知ると、理解できることもある。前2作はボノの個人的な感情から発していた作品(特に前作は父親の死が影響)であったのに対して、新作の曲は様々な登場人物のキャラクターを設定し、それぞれの観点から書かれているのだそうです。自分自身と幾らか距離を置いたことで、全体的にやや抑えたヴォーカルになってますね。新たな試みとなる、イーノ&ラノワが半分以上の楽曲で作曲(数曲作詞も)に携わったことも変化の1つでしょう。4人だけで書いた曲(#5,6,7&10)はストレートで分かりやすい感じだもの。あとは、欧米のルーツにはないモロッコ音楽の独特のビートやリズムが刺激的だったらしく、まっ、モロッコ音楽といわれてもピンとはこないが・・リズム隊のアンサンブルは多彩になった印象を受けるぞ!

お気に入りのトラックを中心に全曲紹介!

#1. No Line on the Horizon
◎クールに静寂を保っているようで、いつでも噴火しそうな強力なパワーを秘めたマグマのよう。スケールの大きい曲。ボノがOh oh oh oh oh~♪と力強く高らかに歌い上げたら、それだけで壮大な物語になっちゃうもん。日本盤のボーナス・トラックにテンポの早い別ミックス・バージョン収録。躍動感はあるけど、アルバム・バージョンの重厚感には敵いませんっ。

#2. Magnificent
◎今作で1番好きっ!!!80年代のNW期の音を感じさせつつ、現代的なグルーヴ感を打ち出しているかしら。エッジ独特の空間に響く繊細で表情豊かなギターが素敵♪歌声も色気があって好いね!今月初めにリリースされた第2弾シングル。U2の曲は踊れな~い!というアンチな方、この曲はどですか??

#3. Moment of Surrender
7分超のゴスペル調の大作バラード。サビまで長いよぅ~待てないと、つい飛ばしてしまう(苦笑)エッジが自信作と語っていたのでちゃんと聴かなきゃ!(汗

#4. Unknown Caller
○1ヶ月前に書いてたら↑と同じ反応だったかも。スローテンポで起伏に乏しい平坦な曲に感じられたが、聴いていくうちに魅力増!ギターの美しさが絶品!いやー、アウトロの1分近くがギターソロだったなんて不覚だ・・・。エッジはギンギンなギターヒーロータイプじゃないんでね、曲の雰囲気や流れにあった音色で歌メロの延長にあるような旋律を奏でていて、やっぱり素敵。

#5. I'll Go Crazy if I Don't Go Crazy Tonight
◎聴く度に好きになる、爽やかな幸福感に包まれる感動的な曲!U2にしてはトーンが明るいけどグゥ~!バイオリンとチェロの柔らかい華やいだ音色が心和みます。モチロン、ギターも美しい!

#6. Get On Your Boots
▲先行シングルのロック・チューン。アッパーでもノリづらいのが難点のような?! んー、この曲がなかったら、ホント華のないアルバムだもんねぇ。

#7. Stand Up Comedy
○ツェッペリンからインスピレーションを受けたというギターリフ、現代的なクラシック・ロック!? ファンキーでフツーにかっこいいだろ、こーゆうガツンとした曲は!

#8. Fez - Being Born
実験的な要素が多く、これってプログレ・・?!まだ聴き込めてない......。
Box Edition付属のインタビューによると、エッジはこの曲を(ここ5年間に出てきた新しいバンドの中で個人的に1番気に入ってるバンドの1つ、と前置きして)The Secret Machinesにインスピレーションを受けたアイディアを挿入しているとのこと。

#9. White As Snow
○素朴なフォーク調のバラード。美しい歌メロがメインで安心できる曲。強弱に歌い分けた2パートのヴォーカルのハーモニが沁みます。

#10. Breathe
◎歪んだギター、ヘヴィでアグレッシブな曲。強固なバンド・アンサンブルと力強く広がりのある歌声、次第に気持ちが高揚してくる!ボノは今作でこの曲が1番気に入ってるんだって!

#11. Cedars of Lebanon
△静かでダークな曲、モノクロームの詩的情景が浮かぶ。メッセージ性は強いが、しっとりイージーリスニングできるアンビエントなフォークって感じかなぁ。

地味な印象を受けたのに、こうやって書いてみると、バラエティーに富んだ曲群であることに気づかされます。2曲は聴き込み不足でまだ評価できずですが好感触ではあるので、シングル向きの曲は少ないかもですが、なかなか粒揃いじゃないの!“Get On Your Boots”以外はまだ飽きそうにありません。多層的なサウンドは抽象的、モノトーンで寒色系の情景が浮かぶが、雄大で荘厳なイメージと奥行きと深さに、U2の素晴らしさ(特にエッジのギターに感涙!)を再認識したアルバムです◎

エッジのギター、アントン・コービンによるフィルム「Linear」、あとワールドツアーのことについても書きたかったけどタイムアウトっす!中途半端に締めて我ながら残念無念・・。


U2 - Magnificent Live Letterman 2nd Night
イントロの大股開きでリズムを取り頭上で両手を振り上げるボノに、ちと曲のイメージと違うんですけどぉ~。この映像からモロッコで撮影されたPVへ飛べます。

GW明け間もないのですが・・・
by 033_MFS | 2009-05-16 11:00 | ♪音楽-レヴュー
やっぱ切ないよぅ
♪“Chase This Light”/JIMMY EAT WORLD

c0024243_2318521.jpg【93年アリゾナ州メサで結成された4人組、ジミー・イート・ワールドの6thアルバム。USエモ・ロックの代表バンドとして第一線で活躍。オルタナティヴ・ロック界の名プロデューサー、ブッチ・ヴィグがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。昨年10月にリリースされた今作はビルボードで初登場5位を記録!】

今年リリースの新譜もちょこちょこゲットし始めてますが、まだ昨年の作品をマイペースに消化中なの。来日近いってことで、Spoonがとても気になってるけど、以前より愛着あるJEWを取り上げたい!某ビール会社のCMに“Sweetness” が流れてるのを初めて聞いたときは嬉し驚きだったよ!

JEWがカテゴライズされる‘エモ’(Emotional Hard-core)というジャンルは、よう分からん!スクリーモ系を想起させて、ソソられないんだけど、「疾走感溢れる演奏に、哀愁のあるメロディと情緒的なボーカルを乗せるといったスタイルが特徴」という意であれば納得できるかな。でも、昨春のPUNKSPRING出演には違和感ありありでしたぞ。ジミーちゃんたち浮いてなかったのかな・・?因みにバンド名のジミーはJim(vo&g)のことでなく、Tom(g)の弟のJimエピソードが由来らしい。

新作はちょっとダークでヘヴィな前作より、キラメキと瑞々しさを放ってる!サビが分かりやすーいメロディとハモリ(コーラス)で、ワンパターンといえばそれまでだが、そこが魅力なのよ。サビ前のAメロ・Bメロの繊細で切ない感じと力強く高音の伸びがあり、哀愁感のあるボーカルがたまらなく好いな~。この爽快さと切なさはFeeder好きにもイケると思います!
◆ただいまMySpaceで新作から6曲試聴できます♪

3月の来日公演は、期末月にライブラッシュは辛いので、日程が近づいてきて行きたくなったら決めようとしていたけど・・・新旧作を聴いてたら行くべし!と。東京2daysの2日目、久っびさに2階席のチケを押さえちゃった。開演ギリで行くことになるかもしれないから。1階スタンディングから2階への移動はできないけど、逆はありだもん!ゲスト出演するMaritimeは元The Promise Ringのボーカルとドラム、元The Dismemberment Planのベース(06年脱退)らが結成したバンド、未聴ながら楽しみ♪

c0024243_2328379.jpg
..................いやぁ、なんだか垢抜けたよねー
by 033_MFS | 2008-02-01 23:46 | ♪音楽-レヴュー
フジの大トリで観たいバンド!
♪“R.E.M. Live”/ R.E.M.

c0024243_23462718.jpg【昨年‘Rock and Roll Hall of Fame’ロックの殿堂)入りを果たしたUSを代表するバンド、R.E.M.のキャリア14枚目にして初となるライヴ・アルバム。
05年に行われた『Around The Sun Tour』の中から2月のダブリン公演の模様、今回が初CD化となる楽曲 “I'm Gonna DJ”の音源も収録。】

昨秋以降にリリースされた、たまった未聴盤の中から新年の初聴きはコレ!
2CD+DVDの3枚組で全22曲収録。CD2枚分とDVD映像の収録曲は同内容ということで、DVDを鑑賞。2年半も前のライヴを中途半端な時期にリリースするなぁ・・としばらく放置してしまったけど、05年3月の来日公演を思い出し気分が高揚してきてしまったわん♪

インタビューといったボーナス映像は無く、開演前のバックステージが少し映し出されるだけ、ほぼライヴ映像のみで構成された、タイトル通りの直球な内容!アイマスク・メイクを施している最中のマイケル・スタイプの映像は貴重かも。

来日公演もこんなんだったっけ?!と記憶が曖昧なのだが、ライティングが綺麗!Depeche ModeのライブDVDを制作したことでも知られるBlue Leachが監督を務め、ダイナミックなカメラワークが臨場感を演出。モノクロやデジタル加工の切り替えとか、素人目にも編集が凝ってるなと感じました。洗い落とせなかったアイメイクの黒墨が、スタイプの手のひらや爪先に残ってるのが分かるよ~。

The Point Depotという8,500人キャパの会場、飛び跳ねたり合唱して盛り上がってる観客の様子も良い感じ。最前に日本人らしき女性が居たのは立派!
演奏面は、ギターとキーボード2人のサポート・メンバーが加わった厚いバンドサウンド。アンコールでThe Thrillsのギター君がゲスト出演してるのがチラっと映ってます。

スタイプのクネクネした動きや観客に向ける笑顔がキュート!ライヴならではのエネルギッシュな歌声、涙を誘う深い歌声、素晴らしい!!!R.E.M.のライブって年々パワフルになってませんか!?

一昨日、スタイプの誕生日(48歳おめでとう~!)に、オフィシャルサイトで今年のSXSW(毎年3月に米テキサス州オースティンで開催される音楽見本市)に出演することを発表しましたね。
4月1日リリース予定の4年ぶりの新作『Accelerate』は「過去20年間で最も速く出来上がった、ギター中心のサウンドで1番疾走感のあるアルバム」というインタビュー記事に期待が高まります!
今年は精力的にライヴ活動するのかしら?ヤバイ!凄ーーーく観たいっ!!

c0024243_23471691.jpg
..................日高さん、スマパンも一緒に呼んでくだされ!
by 033_MFS | 2008-01-06 23:45 | ♪音楽-レヴュー
残暑バテに効く最近お気にの2枚
脱力してる間もなく、期末月の忙しさ(><)と次なる目的に向けての準備(♬)に追われる日々です。数週間前に取り上げようとしてポシャった新譜について、結局未だに新たなネタもないので・・簡単に書き留めてお茶を濁してみまーす。この2枚聴くほどに魅力が増してきて、今年のベスト10枚候補入りだもの!

♪“Teenager”/THE THRILLS

c0024243_13272381.jpg【01年ダブリンで結成された5人組、ザ・スリルズの3rdアルバム。 60~70年代のアメリカ西海岸発の美しいメロディやコーラスを持つポップな音楽に影響を受け、“アイルランドのビーチ・ボーイズ”とも称される。1stで組んだトニー・ホッファー(ベック、ベルセバ、フラテリス)をプロデューサーに起用。】

1曲目の‘The Midnight Choir’は特に好きなトラック、マンドリン?の繊細で美しい音色が優しく響いてきて安らぎを覚え、同時に哀愁も誘います。
全編を通して一貫した印象で、懐かしくて切ない、爽やかなのにどことなくセンチメンタルな気分にさせられ、ハスキーながら透明感のあるコナー君のエモーショナルな歌声は憂いを帯びているように感じる。彼らの持ち味はそのままに、大きな飛躍はないかもしれないけど地道に育ってきてるよね。ほろ苦さと甘みのバランスが良好で、この甘酸っぱさは今も変わらず好きだわ!

◆Official MySpace page で新作から4曲試聴できます♪

c0024243_13275530.jpg03年の初来日単独+フジ出演ともに観てますが、ポップ職人風でなく荒っぽいロックでしたねぇ。あれから4年も経ってるし、成長した姿を観たいよぉ!R.E.M.のPeter Buckが2ndの2曲にマンドリンとギターで参加、スリルズを前座に迎えるというつながりもあったよなぁ。確かメンバーに、ビーチ・ボーイズのアイルランド・ファンクラブ会長がいたはず!?ひとりごとメモでした~。

♪“Roots & Echoes”/THE CORAL

c0024243_1328254.jpg【96年結成、英リバプール出身の7人組、ザ・コーラルの4thアルバム。60年代的なサウンドに様々なジャンルを取り込みブレンドした音楽性で、全アルバムが英チャート10位以内に入る人気を集める。今作はノエル・ギャラガー所有のスタジオを借りてレコーディングされたことも話題。】

前作の感想で「単純にメロディが良くて聴きやすい」「ヘンテコリン度は減った」etc書きましたが、更にその傾向が強くなってる。全体的に落ち着いたテンポ、メロディ重視で過剰な音作りやアレンジは避けたのかな。メンバーは20代半ば前後ですが、同年代のバンドとは異次元の渋さ満開!
個人的には、風変わりな初期より絶妙な塩梅でストレートに曲の良さを伝える前作が好みなので、今作は好きです!そんな私でも、コーラルにしては冒険心に欠けるかなぁと感じてしまうけれど、バンドは「ただ、いい曲をかきたい!!」 を念頭に作ったということなので、それも納得がいくってもんだ。
2ndシングルの‘Jacqueline’なんて初聴時でも2番からは歌えちゃう!メロディックな曲多いですが、ただのイイ曲で終わってなく、やっぱりネオサイケ感が漂っていて巧みなセンスが窺えますよ。

◆Official MySpace page で新作から4曲試聴できます♪

c0024243_1329118.jpgアー写はいつも6人だけどサブの1人が正式メンバーになってるとか、一時的にギターが脱退してたとか・・。目印となるきのこカット君以外は判別不能っす。。 ルックスには興味なし、悪しからず...。
ライブは日程の相性が悪くて、03年の初来日単独を観たっきりなんです、リキッドが新宿にあったころ。ミーハー心は揺さぶられなくとも、ライブは観たいぞ!


仕事でイライラ・ピリピリする日が続き、更新&ご訪問がおろそかになってすみません。。今日はお泊りでフジ仲間とアフター会、来週は京都フェス、ぼちぼち気になる新譜もリリースされてるし、音楽ありきの生活を送ってますよん♪♪ おっ、私の無関心をよそにタイガース首位なのね~(☆o☆)
.
by 033_MFS | 2007-09-15 13:31 | ♪音楽-レヴュー
ただいま躍進中!
♪“An End Has A Start”/EDITORS

c0024243_23534493.jpg【03年英スタッフォードの大学で結成、バーミンガムを拠点に活動する4人組、エディターズの2ndアルバム。Joy Divisionが引き合いに出される、クールかつメランコリックなギター・サウンドで注目を集め、デビューアルバム『The Back Room』(05年)は、UKだけでも50万枚以上のセールスを記録。本作のプロデューサーにはジャックナイフ・リー(U2、Snow Patrol)を起用。】
PCが壊れる前にiPodへ取り込めていた新譜はAsh、Editors、Dogs!どれも気に入ってるんですが、今ここで取り上げたいのはコレ!
先行シングルを聴いて、ジャックナイフ・リーがプロデュースということで、壮大なサウンドになることは想像できたけれども、予想以上の歌唱力にまた更に惚れ込んじゃったよ~!

新世代によるポスト・パンク・リヴァイヴァルブームのひとつに過ぎない・・とか、Interpolの真似っ子というネガティヴな印象を持っている人も多いのかしらん。ま、そんな要素もあることは否定しないが、今作では違った面に聴きどころを見出してしまったのである。 そのキーワードはずばりR.E.M.!

トム(vo&g)がREM好きということを知り、“Orange Crush”のカヴァーのハマりっぷり、勝手に先入観を持ってただけなんだけどね。明らかにギターの響きは違うし、私の願望が幻聴を招いたのか!?と引き合いに出すのは不適切かなと思っていたら、複数の音楽誌にREMの影響について触れていたので、あながち外れてなかったみたい!?

1曲目の1stシングル“Smokers Outside The Hospital Doors”について、タナソウ氏がREMの曲をエコバニが演奏しているような・・とレヴューしていましたが、ぶっちゃけるとColdplayっぽい。。 広がりのあるスケールの大きい曲で彼らの代表曲(合唱曲)になりそうだ!
新作がスノパトやColdplayと比較されることにちょっとうんざりしてるらしいが、ピアノ多用のせいか、あちこちにクリス・マーティンが憑依しているかと・・。
そうではあるが、トムの中低音ヴォイスはクールと情熱的な二面性を兼ね備えていて、より深い世界観が伝わってきます。

スローで重厚なナンバーが増えたけど、1stで印象的だった鋭い高音ギターも鳴ってるし、ダークでメランコリックな雰囲気が漂うなかに、ポジティブな力強さを秘めている。ゾクゾクするような高揚感を覚え、このアルバムにすっかりハマってしまったー!

特に気に入ってるのは、昨年のライブで新曲として披露されたときから印象に残っていた“Bones”、それに“Escape The Nest”で、ドラマティックな感じがたまらなく好きっ!同じ系統の“The Racing Rats”もライブで聴きたい!軽快で明るい曲調もイケてるボートラの“A Thousand Pieces”も好いなぁ。

私の琴線に触れまくりのトムの歌声は涙腺を刺激されるが、マイケル・スタイプほどは緩まない。が、まだ及ばなくて当然です。20代半ばの若さにしては豊かな表現力を持っていると感じるので、数年後には涙腺が壊れる歌声を聴かせてくれるかもしれない!このアルバム、冬に聴いてたらもっとよかったかも。

全英アルバム・チャート初登場1位を記録!って、欧米と日本での人気の格差が広がると、単独来日に影響するから・・素直に喜べなかったりするのよ。

初見でトムのイッちゃてるパフォーマンスに心を奪われた、サマソニが楽しみ♪

c0024243_23541674.jpg【MySpaceでアルバム全曲フル試聴できます♪】

【cover of REM's “Orange Crush”】
↑REMファンにも聴いて欲しいわ


ついでにR.E.M.の話題も!  Editorsの新作を手がけたジャックナイフ・リーをプロデューサーに迎え、アルバムの制作中! 
【R.E.M.最新ライブで新曲を披露(doops! - music blogより)】
.
by 033_MFS | 2007-07-18 19:07 | ♪音楽-レヴュー
フジ初日はアニキたちを観ます!
♪“On The Leyline”/OCEAN COLOUR SCENE

c0024243_23505027.jpg【89年英バーミンガムで結成された4人組、オーシャン ・カラー・シーン〈OCS〉の8thアルバム。92年リリースのデビュー・アルバムは意図と異なる作品に仕上げられてしまい、レコード会社とのトラブルから約4年間の活動停止に追い込まれる。不遇の時代を過ごすが、Paul Weller のサポート等に支えられバンドは継続。96年にレコード会社を移籍し、モッドでソウルフルなサウンドになってシーンに復帰。結成時から不動のラインナップだったが、03年末にデーモン(B)が脱退、現在はベースとギターの2人が加入し5人で活動中。】

OCSといえば、ポール師匠やOasisとの親交が深く、モッズの正統後継者と例えられる。「古臭い」「マンネリ」のイメージを持たれていることもわかる。90年代の勢いあった頃に比べると、低迷していることは否めないけれど、リリースされると迷うことなく買ってしまう私のような固定ファンも多いはず!モッド・スピリッツを感じるOCS節全開のロックナンバーが何曲かあればOK!なのである。

新作の日本盤が発売され、この夏フジで来日するし、テンションは地味にアゲモード!2ヵ月前に輸入盤をゲットしたが、出だし3曲の爽やかでキャッチーな曲にとりあえず満足♪3曲目の"For Dancers Only"は師匠が作曲、直球だ!
10年前に若返った感じもすれば、やはり懐かしい落ち着いた雰囲気で、ビートルズっぽい曲が多いかな。お気に入りは "Go To Sea"で、オーシャンらしい男気ある大人のロック!是非フジで聴きたい!
面白味のないまったりした曲は昔から退屈しちゃうんだが・・彼らって2年おきにリリースしてるのよねぇ。2枚を1枚に絞ってインターバルを延ばせばもっと名盤になるんでないか!と思わなくもないわ。。
ベテランらしい手堅さをキープしつつ健在ぶりを示した作品ではないでしょうか。印象に残る6~7曲を中心に聴き込めます。 【7digital.com で全曲サンプル試聴できます♪】

アルバムには過剰な期待を持っていなくとも、ライブは別!最後に観たのは02年の単独ですが、ブレのないタイトな演奏と志の高さに男気を感じて、心を熱くさせられたことは忘れられない!若手バンドを見慣れてると、安定した揺るぎのない演奏力に、実力のある大人って素敵!と感激したもんです。アニキコールも凄かった!デーモンが居ないのは寂しいけれど、新生OCS楽しみ♪
新作からは頭の3曲と新シングル"I Just Got Over You"、"Go To Sea" あたりを披露したら、後はベスト盤的な選曲を激しく希望!

初日の本命KOL→OCSがビミョーにカブりそうな予感。。Mumm-RaとFOWは単独狙いに変えちゃう。で、今夏フェス1番のサプライズのThe Cureはベスト盤しか持ってないけど・・最初で最後?!のチャンスかもなので、ガッツリ観るぞぉ!

c0024243_23514031.jpgポール師匠のバックでも長年ギタリストを務めるスティーヴ・クラドック に、キレのあるドラミングのオスカー・ハリソン、実力者揃いのOCSですが、Voのサイモン・ファウラーが大大好きっ!
師匠ほどのカリスマ性はないけど、渋すぎずソウルフルでタフな歌声に惚れてます!ゲイであることを知ったときは、そんな素振りのカケラもなかったので、ホントに驚いたしショックだったなぁ。
ついでに苦い思い出をひとつ。01年のサマソニでSlipknotやマリマン目当てが大多数待機する炎天下で少数派だったOCSファン、あの酷なタイムテーブル、今でも恨んでるよ。。

気づいたら10日以上更新してなかったんだわねぇ。PC不調、残業気味、飲み会ラッシュなど小さい理由はいくつかあるんですが、書く張り合いがなくて早めの夏バテかしらん。楽しみな夏フェスに向けて徐々に加速していかなきゃ!
by 033_MFS | 2007-06-24 23:52 | ♪音楽-レヴュー
わが道を行ってます!
♪“Men's Needs, Women's Needs, Whatever” / THE CRIBS

c0024243_131348.jpg【英ウェイクフィールド出身のジャーマン3兄弟によるバンド、ザ・クリブスの3rdアルバム。プロデュースをFranz Ferdinandのアレックス・カプラノスが手掛け、Sonic Youthのリー・ラナルドがゲスト参加、ミックスにはNirvanaで著名なアンディ・ウォレスを起用し制作されたメジャー移籍第一弾!】

フランツのアレックスがプロデュースすると知ったとき、なんで~!?と驚いた人多かったはず。 スタンスもサウンドもメジャー指向なフランツと、アウトサイダー思考でローファイなサウンドが持ち味のクリブスは相性合わないのでは・・??
「兄弟にプロデュースして欲しいと頼まれた」という記事を読んだけど、「ノーギャラでもいいからプロデュースさせて~」というのが真相らしい。

先行シングルの"Men's Needs"が彼ららしい曲で心踊ったとはいえ、ちょっと不安交じりでアルバムを聴いてみると...。1曲目から、きゃぁー! クリブスだ♪

全体を通した感想は、1stと2ndの中間のような雰囲気で、シンプルな印象を受けつつ明快で表情豊かなメロディラインは健在!勢いのあるパンキッシュな曲は減っても、天性のポップ・センスとインディ・ロック的アプローチは変わらず。
前2作はライブ感に拘り一発録りしてきたが、今作はアレックスのアドバイスでレコーディングに時間をかけて取り組んだそうだ。その成果が感じ取れるのは、クリアでダイレクトな音になり、ややギターが強調しているが、リズム隊も強固になり、3人の力が均衡していること!

相変わらず歌はうまくないけど、双子ならではの掛け合いとコーラスワークは、毎度のことながらむふふ。ユーモアと皮肉が切なく響いてくる曲が多いかしら。 粒揃いで悩むのだがフェイヴァリットトラックを挙げてみると-

"Girls Like Mystery" はサビ前の♪Leave me alone, I'm just your enemy~♪が何か耳に残るよぉ。
"I've Tried Everything" はゲイリーの作曲&歌声秘話(↓チラシ)を知ってから益々沁みた~。
"My Life Flashed Before My Eyes" のこだまする鮮やかなギター!
"Shoot The Poets" アコースティック・サウンドもいい、間奏のアコギソロも。

"Be Safe" はSonic Youthのリー・ラナルドがスポークン・ワードで参加してます、新たな試みってことで加えておきましょう。

壮大で厚みのあるサウンドで成長を示している若手バンドが多い今日この頃、クリブスはわが道をゆくって感じ。ジャーマン兄弟に胸キュンです◎
アレックスはよきアドバイザーとして貢献してくれたね!

【簡単な個人情報を登録すれば、NME.comのメディア・プレイヤーで全曲フル試聴出来ます♪

【10月に来日予定!?】
by 033_MFS | 2007-06-01 01:29 | ♪音楽-レヴュー
硬派なだけではありません!
♪“ Baby 81 ” / BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB

c0024243_23542850.jpg【BRMCの4thアルバム。渋いブルース寄りなアコースティック・サウンドの前作 『Howl』(05年)が完成後間もなく取り掛かったという今作は、一時的に脱退していたドラマーのニックが戻ってきてレコーディングに参加した作品。】
前作の感想で「彼らの最高傑作は次回作以降に作られる気がする・・」と予言!?していたが。

1曲目の"Took Out A Loan"は、彼らの特徴でもあるミッドテンポで、力強いグルーヴィなギターと足拍子が響いてきそうなエレクトリック・ブルース・ロック、アウトロのギターがカッコいい~!"Berlin"は今作で1番好き♪アップテンポでストレートなロックはシングル向き、ヴォーカルがセクシー!
1stシングルの"Weapon Of Choice"はアコギのイントロで静かに始まって、高速ブルース?!に転調し疾走していく!

つかみの3曲が攻撃的なロックサウンドなら、4曲目以降は今までに無かった新境地サウンドも混ざっている。ピアノがリードするメロディアスな曲、ゆったりめのテンポでヘヴィグルーヴな曲、ブルージーな曲、サイケなバラッド調など。

"Not What You Wanted"は珍しく明るい曲調、スライド?ギターを取り入れて味のあるサウンドに仕上げている。こんなポップな曲があっても抵抗ないわ。
"All You Do Is Talk"はパイプオルガンのような音色が響く壮大なスケール感を持った曲。 "Lien On Your Dreams"のタフなヘヴィグルーヴは、私がOasisに求める理想的なサウンドともいえるかな。
"Need Some Air"はBRMCらしいダークでストレートなロック!サビのコーラス “o-o-o”はライブで合唱したい!"American X"は9分の大作、激情するVoも印象的、ジャムってる感じのインストが続く後半で最後の1分がめっちゃ好き!ライブで聴きたい!妖しいギター音とベースラインの反復が中毒になりそう。

13曲60分、初期が好きなファンを唸らせるノイジーでサイケなギターもあれば、ルーツミュージックの要素もブレンドした意欲作! 【Myspaceで新作から6曲試聴できます♪】日本盤はボーナス・トラック1曲収録5月23日リリース予定!

BRMCも身近でファンがいない・・。彼らの音楽は、繰り返し聴いてジワジワくるタイプではなく(前作はそーゆう趣もあるけど)、シングルを聴いたりPVを見て、はたまた今作のジャケを見て、ギターリフや醸し出す雰囲気が「カッコいい!」「好きっ!」 と直感的に感じない人にはダメなんだろうな・・と思ってる。

でも、今作は新たな魅力が詰まってる作品なので、スルーしてきた人たちにも聴いて欲しい!初期ファンには違和感のある曲もあると思うけど、サウンド変遷を経て進化(深化)を感じさせるアルバムには惹かれてしまうんだな。過去3作より聴き込んでまーす◎ ライブが観たいっ!

c0024243_23551999.jpg(L→R)
Nick Jago (drums)
Robert Levon Been
(bass, vocals, guitar etc)
Peter Hayes
(vocals, guitar, bass etc)

三十路前ぐらいのはずですが、同世代バンドに比較の対象がいない一匹狼的なバンド。
甘くて色気を放つヴォーカル。甘いといっても艶っぽい感じのほうね、マーク・ボランとか。02年のフジ初見時にCD音源では気づかなかった声質の似た2人のVoの存在に驚いたものです。
未だにハッキリどっちの声か認識できてないこともある・・(汗)
by 033_MFS | 2007-05-20 23:53 | ♪音楽-レヴュー


♪My Antenna♪
お気に入りブログ
ライフログ
その他のジャンル
ブログパーツ