033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
by 033_MFS
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♪私的2010ベスト・アルバム10
関東圏は松の内を過ぎましたが・・2011年・新年おめでとうございます 024.gif
旧年中はズルズル放置がちな当ブログにお越しいただき有難うございました & みなさまのところへもちょくちょく訪問できずなかなかコメント残せずでスミマセンでした~。今年もマイペースにやっていきますので、引き続きお付き合いよろしくお願いします!

年末はおせち料理の手伝いに駆り出され、ちびっ子たちやワンコに囲まれ賑やかなお正月を過ごし、滅多にひかないのに初風邪ひいちゃった・・。ま、一晩寝込んだら復調し仕事始めから3日経過、つつがなく平常モードに戻ってまーす。で、週末からの3連休で書きたいモードにスイッチ入りました。(遅っ!)

【Best Albums】
初記事は恒例の年間ベストのアルバム編からいきまっす♪ 2010年リリースの新譜は70枚強ゲットしており先ずはさくっと20枚を選んでみたら、US9枚、UK7枚、カナダ3枚、アイスランド1枚という内訳になり、そこから10枚に絞った結果が以下のとおりです。
♪私的2010ベスト・アルバム10 _c0024243_23444514.jpg

01. The Suburbs / ARCADE FIRE
02. Halcyon Digest / DEERHUNTER
03. Transference / SPOON
04. Write About Love / BELLE AND SEBASTIAN
05. High Violet / THE NATIONAL
06. Majesty Shredding / SUPERCHUNK
07. Forgiveness Rock Record / BROKEN SOCIAL SCENE
08. Heartland / OWEN PALLETT
09. Losing Sleep / EDWYN COLLINS
10. Teen Dream / BEACH HOUSE

選出した10枚の簡単な紹介とコメントを!

◆ザ・サバーブス / アーケイド・ファイア
カナダ出身の7人組の3枚目、米英で初登場1位を獲得!ギターロックとエレクトリックやモダン・ポップをミックスし多彩な音楽性を見せるノスタルジックでメランコリックな全16曲約1時間の大作。海外・国内の音楽雑誌などで軒並み上位に入っているので、私的こだわりに欠ける感じがして1番には挙げたくなかったんだけど。(苦笑) 前2作に強い思い入れのないアタシですんで、フロントマンのバトラー(兄弟)が幼少期を過ごした米テキサスでの生活にインスパイアされた内容は、アメリカを客観視し郷愁と喪失感を綴っていても、力強くポジティブな姿勢が伝わってくるところに共感!歌詞や映像のセンスも含め、トータル・アートワークとして素晴らしい!!!

★ハルシオン・ダイジェスト / ディアハンター
米アトランタ出身の4人組の4枚目。浮遊感漂う甘美なサイケ・ロックを繰り広げているわりにはポップさを内包し、キラキラ感も散りばめていて聴きやすい!(と思ふ。) サイケ感を増している気だるいヴォーカルもクセになる。#6の"Desire Lines"が個人的にツボで、長めの後奏パートでの反復するギターリフとリズムに高揚!今月の4ADイベントでの来日公演が楽しみぃぃぃ!!!

★トランスファレンス / スプーン
米テキサス出身の4人組の7枚目、初めて全米TOP10入りした前作を上回る全米4位を記録。シンプルでソリッドなロックながら緻密に練り上げた音作りで奥深さを味わえます!色気のある渋い歌声もカッコイイ~♪

☆ライト・アバウト・ラヴ ~愛の手紙~ / ベル・アンド・セバスチャン
英グラスゴー出身の7人組の7枚目、ジャズ・シンガーのノラ・ジョーンズと新進女優のキャリー・マリガンがヴォーカルで参加。ベルセバらしい素朴さと温もりのあるレトロ風味な楽曲は無条件の安心感を与えてくれるのよねん。レポ書き損ねたけど昨年フジでのベストアクトで、3月の来日公演も楽しみ!

★ハイ・ヴァイオレット / ザ・ナショナル
米オハイオ出身のNYブルックリンを拠点に活動する5人組の5枚目。地味渋でエレガントなロックは、聴き込むほどに味が出てくる作品に仕上がっており、Spoonにも通じるオトナの色気を感じる~。深みのあるバリトンヴォイスも魅力なんですが、アグレッシブで切れ味鋭いドラミングに自然と耳を傾けたくなる!こちらも3月の来日公演に期待大♪♪♪

★マジェスティ・シュレッディング / スーパーチャンク
米ノースカロライナ出身の4人組の9年ぶりとなる9枚目。20年以上のキャリアを誇るベテラン・バンドが瑞々しくも揺るぎない芯の強さを感じさせる疾走感あるストレートなギター・ロック、パワーポップを鳴らしています!2月に来日公演が決定してうきゃー!!!

◆フォギブネス・ロック・レコード / ブロークン・ソーシャル・シーン
カナダ・トロント出身の主要メンバー2人以外は流動的な大所帯バンドの4枚目。実験的なアプローチがうかがえる色彩豊かで洗練されたサウンド・プロダクションを聴かせる充実した内容で、混然一体となったグルーヴ感やバンド感がどうにも好きなのである!

◆ハートランド / オーウェン・パレット
カナダ・トロント出身、ファイナル・ファンタジーから本名に改名したマルチ・ ミュージシャンの通算3枚目。アカデミックなクラシカル要素に自由自在でカラフルなストリングス・アレンジを加えたポップ・サウンドは新鮮な驚きでした!ソングライティング・センスも高いし。何といっても先月の来日公演での妙技が印象的で急浮上させちゃいました。(ということで、ライブレポもバックデート更新しとります。)

☆ルージング・スリープ / エドウィン・コリンズ
英グラスゴー出身のバンド、オレンジ・ジュースの中心人物でソロ転向後の7枚目。05年に命に関わる病に倒れながらも奇跡の復活を果たし、グラスゴー内外の豪華アーティストが大集結。イイ意味でベテランの風格を感じさせない、豊かな歌心と活き活きとしたポップサウンドに感動!3月に来日が決定してますね、チケ取り忘れないようにしなきゃ!

★ティーン・ドリーム / ビーチ・ハウス
米ボルチモア出身の男女デュオの3枚目、美しいギターと鍵盤が奏でるドリーミーなサイケポップ。ここの枠は悩みまして・・次点作たちと甲乙つけがたいんですが、決め手となったのはズバリ歌声!プロフィールを知るまでの何ヶ月間、男性が歌っていると思っていたのもので、女性と分かったときの驚きといったら!アンニュイで中性的なハスキーヴォイスが素敵!voのヴィクトリア嬢がパリ生まれでフランス映画音楽の巨匠ミシェル・ルグランの姪だと知ったら、ヨーロピアンな香りもしてくるから、ワタシの耳もいい加減なものだ。ふはは。

US5枚、UK2枚、カナダ3枚という内訳になりましたが、UKといってもスコットランドだし、まぁ今のワタシの嗜好からして順当な選択なのかしらん。

1年を振り返って、私的音楽生活においてダメージを受けた出来事といえば、HMVの馴染みの店舗が次々と閉鎖したことですねぇ。昨年後半はオンラインでのCD購入に頼ってみたけど、便利だがやはり味気な~いと思うのでした。先月ローソンがHMVジャパンを買収し、渋谷に新店舗をオープンする!?なんてニュースも伝わってきているので立ち上げに期待したいですが、英国では年明け60店舗閉鎖すると発表されましたのぉ・・(+_+)

ベスト10候補だった次点作たち
♪私的2010ベスト・アルバム10 _c0024243_2345195.jpg

今年も新旧問わず興味のアンテナを張って、好みの音楽を求めていきたいぞ!3月にR.E.M.+5月頃にMy Morning Jacketと、個人的に大本命の新作リリースが予定されており鼻息荒いっすーーー!!!あ、U2も出すんだっけか・・
by 033_MFS | 2011-01-09 23:31 | ♪音楽-雑記
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