033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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しばしアメリカン・モード その2
♪“ Howl ” / BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB

しばしアメリカン・モード その2_c0024243_23335056.jpg01年メジャー・デビューのサンフランシスコで結成された3人組(Drは英国出身)、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブの3rdアルバム。
轟音ギターとサイケなサウンドによるガレージパンクやブルージーなロックがクールなバンドだが、昨年はDrが一時的に脱退したりレコード会社から契約を解消されたりと苦境に立たされていたようだ。
新作は先行シングルを聴いて多少レビューを読んで、ブルースやカントリー、フォークの要素が強くなっていることは分かっていたけど、一聴した感じはやはり地味な印象は否めない。でも何度か繰り返し聴いているうちに良さがジワジワ伝わってきた~。

1曲目はゴスペル!?のようなコーラスとタンバリンの軽やかな拍子で始まり、ハーモニカやスライド・ギターを用いたBRMC流ブルースになってる。
続くアルバム・タイトル曲はオルガンの音色と起伏のあるベース・ラインが響いてきて、そして切ないメロディもステキなスロー・テンポの名曲。
1stシングル“A'int No Easy Way”のブルージーなR&Rは文句なしにカッコイイ!“Still Suspicion Holds You Tight”はピアノがはいったボブ・ディラン風なフォークで1番気に入ったわ!“Weight Of The World”はアコースティックなサウンドでも、前2作にはいっていそうな気だるい雰囲気のある彼ららしい曲だ、これも好きだな。

今までさり気なかったヴォーカルが、ソウルな歌声も聞かせて前面に出ていて好い。元々ゆるめのテンポは多くてヴィンテージの楽器を使ってる拘りとか、ルーツ音楽へのリスペクトが強く出たことは、突然変異ってわけではないでしょ。
2ndが好きだったけど、彼らの最高傑作は次回作以降に作られる気がする。今作は通過点のような良盤と受け止めた。やっぱBRMCにはノイジーなギターをかき鳴らして欲しい!
by 033_MFS | 2005-09-25 23:36 | ♪音楽-レヴュー
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