033(おみさ)と申します。長年の音楽鑑賞やライブ通いを記憶だけでなく記録に残してみようかな~
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師匠は働き者だ!
♪“As Is Now” / PAUL WELLER

師匠は働き者だ!_c0024243_2562137.jpg77年にザ・ジャムでデビュー、ザ・スタイル・カウンシルを経てソロへ転向した英国ロック界の兄貴的存在、ポール・ウェラーの8thアルバム。レコーディングのメンバーはお馴染の3人、S.ホワイト(Dr)、OCSのスティーヴ(G)、ex-OCSのデーモン(B)たちで、プロデューサーは前作のカヴァー・アルバムで組んだヤン・カイバート(マッシヴ・アタックやマドンナなどのミックスワークで知られている)。

昨年のフェスで長いこと封印していたジャムやスタカンの曲を聴けたってのは、そりゃぁもう嬉しいハプニングだった。あのときの吹っ切れたような楽しそ~な雰囲気が今作につながっていると感じさせる、ポジティブな作品になっている!

1曲目からダイレクトなギターのカッティングとソウルフルな歌声でワクワクさせられてつかみはOK!
2ndシングルの‘Come On / Let’s Go’なんて10代のバンドがつけそうなベタなタイトルだけど、今作で1番キャッチーな小気味好いギター・ロック!
先行シングル‘From The Floorboards Up’もジャムを思い浮かべてしまう荒くてノリノリのギター・ロックと、熱いっ!声は渋いけど。
中盤はホーンやストリングスも入ったスローめの曲が多くて、ムーディで可愛らしいポップ、しっとりしたアコースティック・ナンバー、近年のコステロのような歌い上げるバラードもあれば(短いから許す)、ハートウォームなフォークと多彩。終盤はスタカンっぽい音もあってジャズ、ファンク(→‘Bring Back The Funk (pts 1 & 2)’という曲がカッコイイ!)ときて、最後はピアノとストリングスが奏でる美しい曲で終わる。

長年のキャリアで培った幅広い音楽性を柔軟に取り入れた会心の作。味のある渋い歌声と達人のギター・テクに瑞々しい感覚も加わってステキだわ~。

師匠には子供が4、5人いるらしい。(ハイティーンから赤ん坊まで!)
RO誌最新号で、17歳の息子が黒装束のゴスでマリリン・マンソンの大ファンであることを苦々しく語ってるのが笑えた。モッド・ファーザーもツライね。
by 033_MFS | 2005-10-04 03:00 | ♪音楽-レヴュー
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